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バック・トゥ・ザ・フューチャー

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(Back to the Future)は、1985年のアメリカ映画。SF映画。略して『BTTF』『BTF』とも呼ばれる。

公開当時全米で『フューチャー現象』と呼ばれるブームが生まれるほど大ヒットした。同年のアカデミー賞では音響効果賞を受賞。続編に『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』(1989年)、『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』(1990年)がある。

元々は第1作のみで完結するものとして製作されたが、1987年にビデオソフト化された際に、ラストシーンに「TO BE CONTINUED...(つづく)」という劇場公開時にはなかったテロップが入れられた。このテロップの本意は、「マーティ達登場人物の人生の旅(冒険)はこれからも続く」と言う意味も含まれたジョークだったのだが、これを見た人達による続編製作希望の問い合わせが殺到したため、急遽シリーズ化された。主演のマイケル・J・フォックスも、テレビ放送された際にこのテロップを見て驚いた一人である。 続編の製作が決まった際、当初は続編1作のみを製作する予定だった。しかし、監督のロバート・ゼメキスが共同脚本のボブ・ゲイルと構想を練るうちにいろいろといいアイデアが出てきたため、それを約2時間の枠に収めると内容が半減してしまうことから、さらに続編を1本増やして3部作にすることに変更、PART2・PART3の2作は同時進行で撮影された。 1989年11月22日(米国、日本版は12月9日)に劇場公開されたPART2を観た観客は、映画のエンディングにて、わずか半年後にPART3(米国1990年5月25日、日本版は7月6日)が公開されるという予告を観て度肝を抜かれることとなった。

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    あらすじ

    1985年のカリフォルニア州ヒルバレーに住む、ロックとペプシが大好きな高校生マーティ・マクフライは、科学者である親友のエメット・ブラウン博士(通称ドク)を手伝って、深夜のショッピングモールの駐車場にて、デロリアンを改造してドクが開発したタイムマシンの実験をする。 実験は成功したが、ドクがタイムマシンの燃料であるプルトニウムを調達するために騙したリビアの過激派に発見されてしまい、ドクは機関銃で撃たれてしまう。同じく命を狙われたマーティはとっさにタイムマシンに乗って逃走するが、誤作動が起こってしまい30年前の1955年にタイムスリップする。

    1985年に戻ろうとするマーティだったが、タイムマシンは燃料のプルトニウムを使い果たしてしまったため、戻ることができなくなっていた。そこでマーティは1955年のドクと会って、落雷の力でタイムマシンを稼動させる算段を立てる。

    だが、もう一つ問題があった。この年はマーティの父・ジョージと母・ロレインが結婚のきっかけを得た年であったが、ふとした事から若きロレインはマーティに恋してしまった。このままでは父と母が結婚せず、マーティが生まれる事実も消滅してしまうため、両親を引き合わせる工作も同時進行で行わなければならなくなってしまった。果たして、彼は父と母を引き合わせ、無事に1985年へ帰還できるのか?

    デロリアン

    車型タイムマシンの通称。
    エメット・ブラウン博士(クリストファー・ロイド)が、自らの愛車 DMC-12 を改造して製作したタイムマシンである。ブラウン博士の発言によれば、DMC-12 が改造のベースに選ばれたのは「ステンレスボディーがタイムマシンにとって都合がいい」ことと「見た目がかっこいい」ことが理由だったようである。

    デロリアンは、1985年10月26日に最初のタイムトラベルに成功し、最後のタイムトラベルで1985年10月27日に到着した後、列車と衝突し大破した。従って、スタート時点の時間軸から見れば、完成から2日程しか存在しなかったことになる。一方、デロリアンから見た時間軸では、70年以上存在していたことになる(1885年から1955年まで鉱山跡に隠されていた期間が大半を占める)。

    因みにデロリアンは1955年11月12日に4つ存在していたことになる。1つ目はマーティと1955年のブラウン博士が落雷を利用して帰還しようとさせているデロリアン、2つ目は2015年の老ビフが若き自分に年鑑を渡す時に利用したデロリアン、3つ目は年鑑を取り戻すためにマーティとブラウン博士が利用したデロリアン、4つ目は1885年から70年間鉱山跡に隠されたデロリアンがある。

    タイムマシンとしての動作原理は不明だが、後述するフラックス・キャパシターの働きによって時間を飛び越えるものとされている。なお、タイムトラベルの際には時間的な移動しか出来ないようで、空間的には常に出発点と同じ(過去または未来の)地点に移動している。(そのため、2015年にタイムトラベルした時にスカイ・ウェイの反対車線を走ってしまったりと、多少の危険を伴う。これは三部作すべてに見られる危険[1]でもある。)

    タイムトラベルの際は時速88マイル(時速約140km/h)まで加速する必要があるため、長めの直線道路が必要になるが、2015年の技術で飛行機能を取り付けられたことでこの問題は解決している。タイムトラベルの瞬間、デロリアンは閃光を放ち、炎のタイヤ跡を残す(空中でも残る)。目標時間への突入時には多少の衝撃を伴う。また、タイムトラベル先の時間に出現する際には、3度の閃光とソニックブーム音を伴う。当初のデロリアンは、タイムトラベル直後に素手で触れられないほどの超低温となったが、後に改良された。

    なお、ブラウン博士はデロリアンの他にも機関車型のタイムマシンを製作している。

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